『骨片 (1977年) 金泰生 作家の筆跡 コレクション 貴重本』はセカイモンでcc70a226a5ad0から出品され、373の入札を集めて11月04日 2時 26分に、260000円で落札されました。即決価格は260000円でした。決済方法はに対応。高知県からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。
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金泰生は、ひっそりと地を這うような文体で、名も無き在日朝鮮人庶民の姿を描いたことで知られる。
1924年11月朝鮮済州島に生まれ、1930年渡日。幼少年期を貧しい叔母に育てられ、自らも働く少年であった。戦後結核を患って8年に亘る療養生活を余儀なくされた後、保高徳蔵の『文芸首都』に参加。なだいなだ、北杜夫、森礼子らと交流して日本語を磨いたが、1960年代には一旦文学から離れて朝鮮民主主義人民共和国を支持する立場から組織に勤務し、雑誌『統一評論』に「安在均」のペンネームで多くの記事を残した。1972年雑誌『人間として』10号に小説「骨片」を発表。以後『季刊三千里』や『未来』などに書き続けた。1986年12月他界するまでに、市販された本は4冊と、収録されなかった小説もいくらか残したが、畏友金石範が大佛次郎賞を受賞するなど活躍するのに比較すると地味な作家だった。しかし、在日朝鮮人の名も無い一人ひとりの生を問うこと。とことん生きることで「この国の歴史」から死んでいった人々の分まで「貸しを取り立て」ようという、金泰生文学の価値は今も色を失うことはない。
『骨片』 1977年9月 創樹社
『私の日本地図』 1978年6月 未來社
『私の人間地図』 1985年2月 青弓社
『 旅人(ナグネ)伝説 』 1985年8月 記録社 発行 影書房発売
『〈在日〉文学全集』第9巻「金泰生・鄭承博」 2006年6月 勉誠出版
貴重本
コレクション
作家の筆跡
よろしくお願いします
(2024年 3月 27日 16時 15分 追加)
骨片』などの出版
この年の6月、『人間として』10号に小説「骨片」を発表した。『人間として』は、小田実・開高健・柴田翔・高橋和巳・真継伸彦の共同編集の体の季刊誌で、筑摩書房発行だったが同人誌的性格を持っていた。高史明(コ・サミョン)の「夜がときの歩みを暗くするとき」も、この雑誌に創刊号から連載された。
金泰生文学は「骨片」の発表を以て再開した。
「骨片」は、憎むべき父へのこだわりを描いた習作「心暦」から大きく踏み出し昇華している。「心暦」では描かなかった父の死の確認を「骨片」で行い、そのことに重要な意味がある。金泰生の父を見る眼差しがいつしか自己凝視となっていたからである。
死を見つめ、時代を見つめてきた作家にとって、自己とは父の骨片のように小さく軽いものであり、また日本社会は在日朝鮮人を閉じ込める「湯呑茶碗ほどの粗末な木箱」程の骨箱にすぎない。死者の息つぎは、金泰生の「心臓の鼓動にあわせて微かに動」く。金泰生独特の文学的世界観が確立された。
七・四共同声明後、在日朝鮮人文化人(姜在彦(カン・ジェオン)、金達寿、金石範、朴慶植(パク・キョンシク)、尹学準(ユン・ハクジュン)、李進煕(イ・ジンヒ)、李哲(イ・チョル)らによって発行された雑誌『季刊三千里』に、「ある女の生涯」「少年」「童話」などを発表した。これらは、先の「骨片」と合わせて1977年9月に創樹社から『骨片』として上梓された。これが金泰生初めての単行本出版である。52歳だった。